無能社長の読書日記

東京で医療専門PR会社と通販会社を営む社長が、書籍を読む度に自らの無能に打ちひしがれるブログです。忘れっぽい自分のために、書籍の内容をメモ書きしていきます。ブログというより99%自分のための記録帳で御座います。
マイノリティーの拳
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    ■林壮一
    ■新潮社
    ■総評

    元々ボクシング好きな僕なのだが、ビジネスとスポーツの「中間」とも言うべきか、どっちつかずともとれる「興業」という世界には興味があり、実際のビジネスでボクシング関係の方々に会う度に、その矛盾と現実、光と影、幸福と不幸、天国と地獄を如如実に伺ってきた。

    しかし僕が見聞きするのはあくまでも日本のボクシング界の話。ボクシング本場とも言えるアメリカの興業界の現実は、それはそれはもうむごいものだった。本当、日本とは比べものにならない程むごい。

    ビジネスとしてのボクシングの世界で使い捨てにされるマイノリティー達。それでもボクシングにしがみつかなければ食べていけない、アメリカの現実。衝撃的な内容が読者の琴線をぶち破り、何か激しい嘔吐に似た感情がおそってくるような書籍だった。1級のルポドキュメンタリーを手にした悦びと、大好きだったボクシングの酷い現実とが入り交じり、不可思議な感覚におそわれる書籍。

    一読の価値有り。




    マイノリティーの拳
    マイノリティーの拳
    林 壮一
    | mbc2010 | 書評 -その他 | 13:29 | comments(0) | - | - | -
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